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柔道整復師になるには
柔道整復師というのは、骨折や脱臼、打ち身やねんざなどに関して施術を行うことができる資格だ。
柔道整復師になるには、柔道整復師になるための学校に3年以上通う必要がある。
さらに国家資格試験を受験し合格する必要がある。
合格率はおよそ75%前後であるが、最近は5千人ほどが受験するという。
また医療系大学の柔道整復師コースなどでは、高校の保健体育の教員免状も取得することができるので、3年間通うのであれば、大学系の養成コースに通っても良い。
どちらにしても柔道整復師の学校に行くためには、大学入試資格(高卒)が必要になる。
柔道整復師国家試験の概要
柔道整復師になるための国家試験は例年3月の第1日曜日に行われ、試験会場は北海道、宮城県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県及び沖縄県試験科目は
解剖学、生理学、運動学、病理学概論、衛生学・公衆衛生学、一般臨床医学、外科学概論、整形外科学、リハビリテーション医学、柔道整復理論及び関係法規となっている。
試験問題は必修問題30問、200問、合計230問のマークシート式。
必修問題は正答率8割以上、つまり24問以上正解しないと合格できない。
他の問題ができていても必修問題で2割以上不正解があれば不合格となる仕組みである。
願書申し込みは1月の上旬で、受験料は23,300円(2011年)を銀行か郵便局に振り込む。
受験票が届くのは、2月中旬頃だ。
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