あん摩マッサージ指圧師になるには

あん摩マッサージ指圧師というのは、痛みやこりのある人に対し、身体のこりをとったり血行が改善されるように、手や器具を使用しマッサージを行う仕事。

 

あん摩マッサージ指圧師になるには、あん摩マッサージ指圧師になるための学校に3年以上通う必要がある。

 

さらに国家資格試験を受験し合格する必要がある。

 

合格率はおよそ85%前後であるが、最近は2千人弱ほどが受験するという。

 

あん摩マッサージ指圧師の学校に行くためには、大学入試資格(高卒)が必要になるが、この資格は鍼灸師の資格と合わせて取る人も多い

 

また視覚障害を持つ人の場合は、高校入学資格があれば、5年ほど専門学校に通うことによって受験資格を得ることができる。

 

あん摩マッサージ指圧師国家試験の概要

あん摩マッサージ指圧師になるための国家試験は例年2月の最終日曜日に行われ合格発表は3月の末に行われる。

 

試験会場は視覚障害者の受験は山形県を除く各都道府県で受験できる。

 

視覚障害を持たない「晴眼者」の場合は

宮城県、東京都、愛知県、大阪府、香川県、鹿児島県
で受験できる。

 

試験科目は

医療概論(医学史を除く。

 

)、衛生学・公衆衛生学、関係法規、解剖学、生理学、病理学概論、臨床医学総論、臨床医学各論、リハビリテーション医学、東洋医学概論・経絡経穴概論、あん摩マッサージ指圧理論及び東洋医学臨床論

となっている。

 

願書申し込みは12月の中旬で、受験料は15100円(2011年)。

 

視覚障害者などが受験する際は11月中旬までに試験を担当する財団法人東洋療法研修試験財団に申し出ると、受験時に何らかの補助等の配慮を受けられることがある。

 

(必ずというわけではない。

 

)なお受験票が届くのは、2月初め頃だ。

 

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