このページの目次
次回いつ来てもらうかはこちらが決めること
整体院や治療院などを経営しているが、なかなか予約が埋まらない。
そう言う場合は腕がないか、責任感がないかのどちらかかも知れない。
腕がないなら週に一度か二度は外で働かせてもらうとかして経験を積むしかないが、ソコソコの腕はあるのに予約が埋まらないのは、あなたがお客さんの健康や生活に関して実は責任を持ちたくないと言うことなのかも。
少し考えてみればわかるけど、医者が受け持ちの患者の中に要注意の症状を持つ人がいたとしたら、次にいつ来てもらうか決めるのは、医者の側のハズ。
自分のところで治療できないのであれば、紹介状を書いて治療可能な施設を紹介するのも医者の側のハズ。
治療が必要な患者さんの体の状態について、医者と患者とどっちがよくわかっているかと言えば、それは医者の方だから当り前の話。
患者さんの方からしてみたら、不安があるから医院や病院に行くわけだから、次にいつ治療するか決めろと言われたって、わかるわけがない。
「あなたの身体は今こういう状態だから、こうこうこういう事をやらないといけないんですよ」そう言う風に言えないのであれば、不安になるのはお客さんの方。
そんな状態で「次いつにしますか」と言われても、お客さんの方からすると、何と応えて良いのか困る。
次にいつ来てもらうかは、こちらが決めることであって、それはお客さんに丸投げすることではない。
それができないのは裏を返せば、お客さんとの信頼関係ができていないって事でもある。
NEXT:お客さんの味方になれているか