日本政策金融公庫から融資を受けるには

整体院の開業資金を借りるには、まずは公的金融機関を利用することを考えたい。

 

そのために利用できるのが日本政策金融公庫、略して日本公庫である。

 

日本政策金融公庫から借りる極意日本政策金融公庫とは、

  • 国民生活金融公庫
  • 農林漁業金融公庫
  • 中小企業金融公庫
が平成20年に合併してできた組織で、中小企業や農林水産業など銀行では取り扱いにくい小口の融資に特化した融資を行う組織だ。

 

日本公庫が取り扱っている融資には、教育ローンや中小企業向けの小口融資もあるが、新しく事業を始めるための新規開業ローンというのもある。

 

これはこれから新しく事業を始めようと言う人や、事業を始めたが運転資金を借りたいという人のために、最大7200万円まで融資してくれるという制度だ。

 

もちろん公的資金だから、融資を受けるのには担保も必要だし、それなりの条件がある。

 

たとえば新しく事業を興す場合は、

次のいずれかに該当される方1現在お勤めの企業と同じ業種の事業を始める方で、次のいずれかに該当する方 ・現在お勤めの企業に継続して6年以上お勤めの方 ・現在お勤めの企業と同じ業種に通算して6年以上お勤めの方2大学等で修得した技能等と密接に関連した職種に継続して2年以上お勤めの方で、その職種と密接に関連した業種の事業を始める方3技術やサービス等に工夫を加え多様なニーズに対応する事業を始める方4雇用の創出を伴う事業を始める方5 1~4のいずれかを満たして事業を始めた方で事業開始後おおむね5年以内の方

新規開業資金の概要より引用

と言う風な条件になっている。

 

つまりこれから始めようという事業に関連した仕事を6年以上やっていて、人を雇って事業を始めようという場合は、お金を借りることが可能って事だね。

 

まあもちろん、どの場所でどういうビジネスをやるのか、綿密な経営プランを立てて事業計画を出さないといけないのだが。

 

また担保や保証人がなくても、1000万円までなら融資してもらえる創業支援の制度や、女性や若者・シニアの人向けの創業融資制度もある。

 

日本政策金融公庫から借りる極意NEXT:開業の自己資金は500万円?


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